京都2歳ステークス イグゼキュティヴ優勝
本日(11月29日)京都競馬場で行われた9R京都2歳ステークス(芝2000m 右 晴・良)で2番人気に推された松岡正海騎手騎乗のイグゼキュティヴ(田部和則厩舎所属)が優勝しました。レース前半折り合いを欠いたイグゼキュティヴでしたが、3角入口でインを付き、直線に入ってからは本来の末脚をみせ他馬とのたたきあいを3/4馬身かわしての勝利でした。
馬主 岡田繁幸 生産者 沖田忠幸(新ひだか)
父 チーフベアハート 母 ミホグレース(アスワン)
◆松岡騎手
勝負根性がありますね。出世レースを勝てたので、今後が楽しみです。ダッシュはつきませんでしたが「早めの競馬を」との指示だったので、向こう正面で空いたインから詰めて行きました。今日は指示通りに乗って、勝つことが出来ました。追ってしぶといし、もっと距離が伸びても良いと思う。コスモバルクのようになってほしいですね。
◆田部調教師
馬込みも全く気にせず、ポッカリ空いた内をすくって勝負処前に差を詰められたのが良かった。早めに先頭に立つとフワッとしてしまうが、今日のように前に馬を置いての競馬なら遊ばずにシッカリ伸びてくれる。勝負処で早めにムチが入ったので、一瞬おやっと思ったけど、そこからまた伸びてくれましたね。明日ビッグレッドファーム鉾田に移動しますが、今後についてはオーナーと相談して決めたいと思います。
【写真・コメント 日高軽種馬推進協 神谷健介氏】
また、東京競馬場で行われた7Rサラ系2歳500万下(ダート1600m 左)の競走にも堂山芳則厩舎所属の2頭が出走。
両馬ともスタート後ダッシュが効かず後方からの競馬となり五十嵐冬樹騎手騎乗のワイルドアスリートは13着、小国博行騎手騎乗のブラックシルヴァーは12着でした。
レース後小国騎手は「まだまだ幼くて経験が浅いし今日はちょっとね。これから良くなりますよ。」とコメント。
明日はGⅠ最多出走21回目・ジャパンカップ5年連続となる「ホッカイドウ競馬所属コスモバルク」が出走する第28回ジャパンカップが東京競馬場(15:20発走)で行われます。
左前脚の故障から6ヶ月の休養後初のレースとなりますが、京都2歳を勝って東京競馬場に乗り込んでくる田部和則調教師・松岡正海騎手とのコンビと東京待機組の鹿島厩務員・榎並厩務員、万全の体制が整いました。バルクにとって大事な一戦となる明日の10R。皆さんのご声援をよろしくお願いいたします。